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おうちで役立つおばんざい薬膳~身近な食材を使って~
〈豆ごはん はと麦・菊花入り〉
春の食材:えんどう豆
出回ったら「豆ごはん」として一度は食べたい春メニュー。
ご飯を炊く時に、薬膳素材の【菊花】と【はと麦】を入れました。
昆布と塩のアッサリ味で。
豆は干しシイタケのお出汁で炊きます。
干しシイタケは透明ポットで水からつけて簡単に取れます。
ご飯を炊く時は菊花をお茶パックに入れます。
ご飯が炊き上がったら、炊いた豆を入れてさっくり混ぜて出来上がり(^^)
★Point★
旬の豆の甘味と、菊花のほんのり苦味が感じられるようにアッサリした味付けに仕上げます。
⚫︎えんどう豆⚫︎
胃の働きを活発にし体に溜まった余分な水分を出してくれます。むくみやカラダのだるさを感じる時に。
春の鼻水や肌のかゆみなどにもよく、炎症を抑えて解毒効果も。
⚫︎菊花⚫︎
目の充血、眼精疲労、ドライアイに。便秘にも。
菊花がない時は枸杞の実を豆と
一緒に混ぜ合わせても美味。
⚫︎はと麦⚫︎
胃腸の調子を整え
むくみ、重だるさ、下痢などに効果的。体の老廃物のデトックス効果も。
⚫︎シイタケ⚫︎
気力を補います
運動不足で体がなんとなく重だるく感じる時は旬の香りを楽しみながら、薬膳の知恵を取り入れてみてください(^^)
<参考>
おばんざい薬膳料理研究家
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薬膳料理研究家
倉 英子(くら えいこ)
食を軸にカラダとココロにsmileを届ける
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●淡交社 淡交ムック[漢方と薬膳の基礎知識]
●光文社HERS[ハーズ]2020年3月号