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※本文は2019年5月22日に配信した【Jiku通信】となります。
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食を軸にカラダとココロにSmileを届ける♪
すまいる・キッチン・ジクのJiku通信
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お久しぶりのJiku通信になります。
令和に変わり、次第に変化にも慣れ、落ち着いてきましたね。
皆様 お元気でお過ごしでしたか☺
<おうちで役立つ おばんざい薬膳>を提案する
薬膳料理研究家 倉 英子です。
立夏(5月6日頃)も過ぎ夏がはじまり、
春に生まれたもの達がすくすく成長する時期に入っています。
(小満 5月21日~)
この時期は陽の気が1年で一番強くなり、人間のエネルギーもどんどん高まっていきます。
身体に熱をためず、気持ちも外に向け、カラダを動かし、
怒ったり、焦ったりしないように心がけましょう。
カラダの過剰な熱がイライラ・のぼせの原因のひとつですが、そういう時は、カラダに潤いを与える食材がおススメ☺
★なす・黒きくらげ・アスパラガス・豚肉・鮎・あさり。
レモン・オレンジ・茄子などは特に熱を取る力もあります。
また気持ちが不安定な時には 緑の食材を積極的に!
自律神経と介する、「肝」の機能を補う
★オクラ・セリ・キャベツ・ニラ・ブロッコリー・ヨモギなどオススメ。
血の貯蔵庫である「肝」を養い、次の季節にそなえましょう!
6月に入ると いよいよ梅雨入り。
じめじめとした湿気をカラダにため込むと「湿邪」になり
健康を損ね、むくみ・カラダのだるさにつながるので注意です。
水はけのよいカラダ作りを心がけ、ハト麦・豆乳・あさり・金針菜・陳皮、などがオススメです。
この時期、青梅もそろそろ出回ってきますね。
梅シロップや梅酒の仕込み。
優しい梅の香りと酸味を楽しめる季節です。
梅はカラダに潤いを与え、咳・夏カゼ予防にも。
梅シロップを作るときの氷砂糖との組み合わせは喉の痛みを軽減させます。
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★簡単★ミニレシピ
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◆イライラ・ストレス・気落ち対策◆メニューです。
とっても簡単で、箸休めの一品にも♪
<セロリの陳皮漬け>
<材料> 2人分
・セロリ・・・150g
・人参・・・1/3本
・陳皮・・・・8g(なければ柚子・レモンの皮でも)
・昆布(3×3)・・・1枚
・塩・・・小さじ1
<作り方>
1.陳皮は水で戻して細きりにする。セロリ・人参は長5㎝位の長さの細きりにする。昆布は水でさっと濡らし、1㎝幅に切る。
2.ポリ袋に 1を全て入れて、塩を加えて揉みこみ、そのまま40分~50分おく。
<効能>
*陳皮は気の巡りを良くし、消化吸収・脾の働きを高めます。
*セロリも気を流し、気持ちを落ち着かせます。
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薬膳料理研究家
倉 英子(くら えいこ)
食を軸にカラダとココロにsmileを届ける
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●淡交社 淡交ムック[漢方と薬膳の基礎知識]
●光文社HERS[ハーズ]2020年3月号