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【Jiku通信】2020年6月

※本文は2020年6月6日に配信した【Jiku通信】となります。

Jiku通信ご無沙汰しておりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

<おうちで役立つ おばんざい薬膳>を提案する 
おばんざい薬膳料理研究家 倉 英子です。
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食を軸にカラダとココロにSmileを届ける
すまいる・キッチン・ジクのJiku通信
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※本メールは料理教室のアンケートにてメールアドレスを記入していただいた方へ送信しております。
2020年 
新型コロナという、今までに私たちが経験したことのない状況を体験し
現在もまだ終息には至らず、生活も色々と変化しています。

どんな時でも私たちの体を支えているのが食事です。
私はこれからも 食を通じて皆様に、
カラダとココロを整え、笑顔の毎日を過ごしていただけるお手伝いができればと思っています。

さて、暦のうえでは仲夏、二十四節気「芒種 ぼうしゅ」6月6日頃~
いよいよ梅雨の季節の到来です。
雨や曇り空が続いて蒸し暑つい時期ですが、
時折降り注ぐ太陽の日差しの強さに、本格的な夏の到来を感じさせる季節です。

梅雨時期は湿度が高く、体内にも普段以上に水分が溜まりやすくなります。
体の水分代謝を担当する「脾」、湿度が高い季節は働きが悪くなりがちです。
又、水分代謝が悪くなると、「体が重だるい、むくみ、胃腸の調子が悪い、耳鳴り、めまい」などの症状があらわれたりします。

この時期、体の中での水の流れの滞りを防ぐためにも、体を冷やさず、
冷たいものや脂っこいものを摂り過ぎずないように、また適度な汗をかく運動や半身浴も良いですね♪

「脾」の働きを助けてくれるので、<黄色(乳白色)のもの><甘味のあるもの>の食材がおすすめ。
じゃがいも・サツマイモ・かぼちゃ等の芋類や米・大豆・トウモロコシ
キャベツ・インゲン豆・枝豆・あさり・ハト麦・緑豆など
甘味は食べ物そのものの甘味で。
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★簡単★ミニレシピ
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―胃の働きを高め、余分な水分を出す薬膳ー
  
<枝豆とアサリのあん煮>
<材料> 2人分
・枝豆(さや付き)・・・120g 
・アサリの水煮・・・60g(身のみ) ・セロリ・・・1/3本分
・しょうゆ…小さじ1.5 ・片栗粉…適量 (倍量の水で溶く)
A:・アサリの缶汁…大さじ2 ・水…180ml ・酒…大さじ1 

<作り方>
1.枝豆は茹でて実を取り出す。セロリは斜め薄切りにする。
 アサリは身と汁を分ける。
2.鍋にAを入れて中火弱の火にかけ、ふつふつしたら、1の具材を入れひと煮立させ、しょうゆ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

<効能>
*セロリ・三つ葉・パクチーなど、香りの強い野菜は気を巡らし、組み合わせるとさらに効能がupします。

倉英子

薬膳料理研究家
倉 英子(くら えいこ)

食を軸にカラダとココロにsmileを届ける

自身のカラダの不調が薬膳で立ち直った経験を活かし、「食はカラダとココロにつながっていて、この三つのバランスがとれてこそ健康でいられる」「食を軸にして、皆様の健康の軸つくりのお手伝いがしたい」という想いから、《食を軸にカラダとココロにsmileを届ける》をコンセプトに、薬膳の知恵を日常生活にカンタンに取り入れてもらう方法を伝える活動を行っています。

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淡交社 淡交ムック [漢方と薬膳の基礎知識]

●淡交社 淡交ムック[漢方と薬膳の基礎知識]

「お悩み解消!かんたん薬膳レシピ」にて、家庭で簡単につくれるオリジナル【おばんざい薬膳レシピ】を症状別に8品紹介しています。挿絵も多く、はじめての方にも読みやすく分かりやすい本です。薬膳にご興味のある方は一度ご覧ください。
光文社HERS[ハーズ]2020年3月号

●光文社HERS[ハーズ]2020年3月号

「プロのサポートでさらに輝く自分に出会えるサロンリスト」にて、【薬膳講座】と【料理教室–おばんざい薬膳コース–】を掲載していただきました。
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